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「志」を持って持続可能な秋田の未来を目指す

 2021年8月26日(木)秋田市立山王中学校にて「志(こころざし)講話会」が開催されました。総合的な学習の一環として働くことの意義や秋田の良さについて学び、生徒たちが秋田のためにできることについてSDGsの視点から学ぶことを目的としています。
 当社は本会においてSDGsを実践する秋田の企業として登壇する機会を得て、金田憲明取締役総務経理部長が企業概要やSDGsの取り組みなどを紹介しました。

山王中学校1年生170名が参加

 

 はじめに当社の紹介や合板の構造についてお話しました。合板やフローリング、内装材の製造販売や森林環境事業、エネルギー事業、リサイクル事業など幅広い業務を行っていることを紹介。合板の紹介では、木育用絵本「木のはなし」を使って身の回りにある合板や生活を支える役割について理解を深めてもらいました。
 途中、3名の代表生徒により、ステージ上で30cm四方の3枚の単板を使い折り曲げる体験を通じて、木目を直交させて強度を得る仕組みを知ってもらいました。また参加生徒全員にオリジナル鍋敷きを配布して実際に触れながら合板への理解を深めてもらいました。





 

 そして合板が家のどこに使われているのか、当社の合板生産量が日本一であることや、そのために木を伐ってたくさん使っていることなどを紹介しました。木を使うことは自然環境に良くないと思われがちですが、日本の森林には利用できる量がたくさんあること、そして「伐って、使って、植える」という森林のサイクル、循環こそが持続可能な社会の実現、SDGs達成に向けて大きく貢献できることを伝えました。当社の事業そのものがSDGsの「13.気候変動に具体的な対策を」「15.陸の豊かさも守ろう」に直結していることを重ねて強調しました。



 

 質疑応答ではSDGsを行う上で、社内でどのような取り組みがなされているかなどが寄せられました。当社の事業そのものがSDGs達成に貢献できるため、背伸びをせず日々の事業を継続することが大切だと回答しました。
 最後の生徒代表のお礼の言葉では、「伐って、使って、植える」森林のサイクルがとても印象に残り、木を伐ることは悪いことだと思っていたが講話をきっかけに考えが変わったとお話をいただきました。



 

 講話会開催にあたり、参加した1年生は夏休みの期間中にホームページなどで当社について事前に調べ、レポートにまとめて講話会に臨んでくれました。そのため熱心に耳を傾け話を聞いてくれる生徒たちの姿が印象的で、「秋田で」働くこと、「秋田で」SDGsに取り組むことなどを身近に意識してもらえる時間となりました。
 当社では次代を担う若者の育成を支援するべく、工場見学やインターンシップ研修の受け入れ、企業ガイダンスへの参加を行っています。これからも地元企業として秋田で働くことの意義や魅力を発信しながら、持続可能な社会の形成のため事業を通して貢献してまいります。

 

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