当社の木材チップを使用したドッグランがオープン!

 当社が木材チップを提供した秋田県男鹿市の複合観光施設「オガーレ」のドッグランがいよいよオープン!2019年1月23日(水)、ドッグラン「秋田犬ふれあい処」のオープニングセレモニーとオガーレの新たな魅力となる秋田犬の命名式がオガーレ内の交流ホールで開催されました。

秋田県男鹿市に2018年7月オープン
複合観光施設「オガーレ」
当社が提供した
国産材を原料とする木材チップ

 オガーレにドッグランを新設するにあたり、当社は地元企業として合板の製造過程で生まれるむき芯材を細かく砕いた木材チップを提供しました。木材チップはペットのおしっこなどがかかっても吸収してくれるほか、木から出る香り成分が雑菌の繁殖を防ぐため悪臭を防いでくれる特性があります。また、ダニの発生や繁殖を防ぐため、愛犬の健康にも効果を発揮します。

一面に木材チップが敷き詰められたドッグラン(2018年11月時点)

 ドッグラン「秋田犬ふれあい処」では、世界的に人気が高まっている秋田犬を展示します。2018年には秋田県大館市の秋田犬保存会が秋田犬「マサル」を平昌オリンピックでフィギュアスケート金メダリストに輝いたアリーナ・ザギトワ選手(ロシア)へ贈ったことが大きな話題を呼ぶなど、愛犬家をはじめ人気の高い秋田犬。日本の天然記念物に指定されている6つの日本犬種のうち唯一の大型犬種で、ハリウッド映画にもなった「忠犬ハチ公」のイメージ通り飼い主に忠実な犬種です。

オガーレにやってきた秋田犬の登場
来場者の皆さんから歓声が上がります
秋田犬を写真に収めようと多くの人がカメラを向けています

 秋田犬の名付けにあたっては約1ヶ月にわたりオガーレ来館者へ公募が行われ、男鹿市が市の花として定めている「つばき」に決定しました。つばきは生後4ヶ月のメスの秋田犬で、命名式に集まった多くの人々に驚きながらもおとなしく式に参加し、幼くも秋田犬らしい利口さを見せていました。

秋田犬の名前は一般公募の中から選ばれ「つばき」と命名
男鹿市が市の花に定めている椿に由来

 当日はつばきがドッグランで遊ぶ様子もお披露目され、木材チップの上を元気に駆け回る様子を見た来場者からは歓声が上がりました。秋田犬は寒さに強いため、多少の雪であればものともしません。

元気に駆け回る秋田犬「つばき」。たくさんの来場者に愛らしい姿を見せました

 この度の木材チップ提供以外にも、当社の男鹿工場では防音壁を利用して地域の子どもたちの絵画を展示する「潮風ギャラリー」や、清掃ボランティア活動「船川港湾区域アダプト・ロード・プログラム」などを通じて、地域の環境・景観の保全に寄与する活動を行なっています。また、なまはげ柴灯まつりや男鹿日本海花火など男鹿の伝統行事や様々なイベントへ協力することで、地域の皆様とともに地域社会へ貢献したいと考えております。

男鹿工場の防音壁を利用して地域の行事や
小中学生の絵画作品等を掲載している潮風ギャラリー
道路の景観を整える
アダプト・ロード・プログラム
毎年8月に開催される
男鹿日本海花火

 また、当社は2025年までに日本の木材自給率50%以上を達成することを目指して、あらゆるところに(A)国産材(K)合板(G)を利用する「AKG50作戦」を展開しています。これまでもイベントやアート展への協賛を通して国産材合板を提供させていただき、国産材合板の可能性を追求してまいりました。国産材合板を活用して森林環境を保全するとともに当社の取り組みを多くの方に知っていただき、地域とともに歩む企業としてさらなる成長を目指してまいります。

秋田県産木材とふれあう
ウッドファーストあきたロングベンチ
自然と一体化した
かみこあにプロジェクト アート作品
毎年ご好評をいただいている
贈答用メロン箱
地域の伝統まつりを共に盛り上げた
秋田竿燈まつり 小若囃子方屋台

 2018年の秋田犬ブームに沸いた秋田県大館市では秋田犬と気軽に触れ合えるスポットを訪れる観光客が増大し、秋田犬保存会の本部がある「秋田犬会館」では年間の来場者数がほぼ2倍に増えるなど大きな成果が出ています。当社は地域環境の保全や美化活動のほか、地域の観光発展や伝統行事の継承にも積極的に協力しており、この度のドッグラン「秋田犬ふれあい処」のオープンを非常に嬉しく感じております。当社の木材チップが秋田犬「つばき」の健康を守り、地域のより一層の発展につながるよう願うとともに、今後も国産材合板の実用性を広めながら可能性を追求してまいります。

当社の木材チップを使用したドッグランで遊ぶ様子が
秋田魁新報に掲載されました。
秋田魁新報 2019年1月24日(木)掲載

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