3月を迎え、2020年春に卒業する大学生の採用活動が始まり、秋田でも就職セミナーや合同企業説明会等が開催されています。当社も「秋田大学ジョブ・フェアー」や「秋田県合同就職説明会」等の企業説明会へ参加し、多くの学生たちに当社の事業や国産材利用の重要性についてお話しさせていただいております。



日本最大の合板生産量を誇る当社は国産材を利用することで森林資源の循環を促し、日本の森林の再生を推し進めております。木は大気中の二酸化炭素を吸い、酸素を吐き出す光合成によって炭素を固定化する特性から地球温暖化の対策として非常に有効です。
しかし、森林が必要以上に育ち木々の葉が密集してくると光合成の効率が落ちるだけでなく、下草の育成を阻み、森林を荒れさせてしまいます。戦後、全国で大量に植林された木々はすでに充分に育ち、使われる時を待っている状況ですが日本全体の森林の体積を示す森林蓄積量は年々増えており、まだまだ多くの国産木材を利用して森林の循環を進めていく必要があります。

未来につながる森林のサイクル

日本一の合板生産量
当社は秋田県産材も積極的に利用しており、地元で生産された素材を使うことで地域産業の発展にも寄与します。2019年春の第19回統一地方選挙のポスター掲示板にも当社の秋田県産材合板が使われております。
また、当社が参加している竿燈まつりへや地域のスポーツ支援などの地域貢献活動に興味を持つ学生たちも多く、在学中に取り組んだボランティア活動やスポーツ活動、地元のお祭りへの参加など学生たちがこれまで打ち込んできたものを知るとともに、地元での就職を希望する学生たちの地元愛を感じられました。

地域貢献活動についても紹介

間伐材で作った鍋敷きをプレゼント

会社説明会などに参加するたび、若い人たちの地域に対する熱意が感じられます。当社は秋田の企業として若者の県内就職を応援するため一般事業主行動計画を策定し、次世代を担う若者の育成を支援するインターンシップや工場見学の受け入れなどを実施しております。これからも多くの学生たちに当社のことを知っていただき、将来の選択肢の一つとなれるよう、さらなる成長を目指してまいります。