ラート 髙橋選手が全日本選手権8連覇を達成!

 2020年1月25日(土)~26日(日)、「第25回全日本ラート競技選手権大会」がつくばカピオアリーナ(茨城県つくば市)で行われ、秋田ノーザンハピネッツ株式会社所属の髙橋靖彦選手(仙北市角館町出身)が個人総合男子で8連覇を達成しました。
 当社はラート競技で秋田を元気にしたい、秋田を発信したいという髙橋選手の気持ちに共感し、秋田ノーザンハピネッツラート事業のパートナーとして、練習ウェアや器具などのサポートを通して髙橋選手を応援しています。

トレーニングやイベント時などに着用する
練習ウェア(写真は髙橋靖彦選手)
ラート器具の足を載せるステップバー

 髙橋選手は2018年から秋田ノーザンハピネッツ株式会社に所属し、秋田を拠点に全国各地でラート体験会やデモンストレーション演技の披露や幅広い年代を対象にラートや体操の指導を行うなど、「ラートの聖地・秋田」の実現に向けて、積極的に活動しています。
 2019年4月には、「第9回世界ラートチームカップ」の招致から開催のため、大会実行委員会事務局長として、関係各所との調整や地元企業への協力依頼などに奔走し、アジア初開催かつ地元秋田での開催を実現。選手としても日本代表チームの主力として準優勝に貢献しました。

「第9回世界ラートチームカップ」の
会場となった秋田県立体育館
髙橋選手のラート演技

 ラート競技はドイツ発祥のスポーツで「直転」「斜転」「跳躍」の3種目で構成されています。直転と斜転の場合は実施点、構成点、難度点の合計が最終得点となり、跳躍の場合はそれぞれの跳躍において最高得点が決められており、そこから実施減点がなされて最終得点が出されます。

 第25回全日本ラート競技選手権大会では、髙橋選手は前回大会優勝シードのため、2日目の決勝から出場となりました。「直転」「斜転」「跳躍」の3種目に出場してそれぞれ、跳躍得点「10.55」、直転得点「10.10」、斜転得点「10.05」と各種目で優勝し、総合30.70点で個人総合優勝を果たしました。この結果髙橋選手は、2020年7月13日(月)~18日(土)にニューヨークで開催される第14回世界ラート競技選手権への出場が決定し、4度目の個人総合優勝と歴代最多優勝記録の更新を目指しています。

メダルを手にする髙橋選手

 今回の全日本選手権では、世界ラートチームカップにも出場した堀口文選手(筑波大学特任助教、秋田市出身)が女子総合で2大会ぶり優勝を果たし、日本一選手が男女ともに秋田県出身者という快挙となりました。2人の活躍は「ラートの聖地・秋田」の実現に向けて大きな力となります。
 当社はラート世界一を目指す髙橋選手の活躍が、秋田県内のスポーツ競技力の向上やスポーツの普及・振興につながり、秋田の元気づくりと地域の活性化に貢献することを期待しています。

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