ラグビートップイーストリーグに所属する秋田ノーザンブレッツはプレシーズンマッチとなる「2021サマーツアー」全6試合に臨んでいます。2021年8月9日(月)に今シーズンの対戦日程が発表され、秋田ノーザンブレッツは9月12日(日)にホームで初戦を迎えることが決まりました。
公式戦開幕の前にチーム力を高める絶好の機会となるサマーツアーで、8月7日(土)ツアー第5戦となる富士フイルムビジネスイノベーション(神奈川県)との対戦があきぎんスタジアム(秋田市八橋運動公園球技場)で行われました。

今シーズンは3月に新体制がスタートしクラブ創設最多となる14名の新規選手が加入しました。選手数も60名弱と過去最多となり、激しいレギュラー争いの中でチームのレベルアップが図られています。「PRIDE(プライド)」をチームスローガンとして掲げ、ラグビー選手としての誇りはもちろん、各選手が所属する企業の名前を背負ってプレーしていることにも誇りを持とうという意味が込められています。多くの選手が集まった今シーズンですが、レギュラーはもちろん控え選手であってもチームに貢献できる役割があり、一人ひとりがプライドを持って取り組んでいます。
現時点でも新型コロナウイルス感染症防止のため、声を出したり、メガホンを使用したりする応援などができず、拍手が中心の応援の中ですが、当社はピッチバナーとトレーニングウェア、応援フラッグの協賛を通して、上位リーグを目指すクラブを後押ししています。








応援フラッグ
富士フイルムビジネスイノベーションは、同じトップイースト-Bに属するライバルとなるチームです。ペナルティキックによって3点を先制されましたが、すぐさまWTB土橋選手がトライを決め、その後のコンバージョンゴールも決まり前半は7-3とリードして前半を終了しました。
後半開始早々にNo.8今井選手がトライを決めますがお互いにトライを奪い合う展開になります。後半20分過ぎにWTB田中選手、後半30分過ぎにCTB岡田選手がトライを決め、後半に3トライを奪った秋田ノーザンブレッツが28-22で勝利を収めました。
点を取りあう激しい展開に、詰めかけたラグビーファンは両チームに対して大きな手拍子や拍手でエールを贈りました。





決定率100%のFB橋本選手


2021年7月に新リーグ名「JAPAN RUGBY LEAGUE ONE(ジャパンラグビー リーグワン)」と各部のディビジョン分け、2022年1月の開幕が発表されました。日本ラグビーのさらなる強化、社会や地域を大いに盛りあげるリーグを目指しています。秋田ノーザンブレッツも新リーグに参入すべく、今シーズンは強い決意を持って「ワンチーム」で上位を目指すこととなります。
ラグビーという体と体をぶつけ合う激しいスポーツにあって、選手たちは日々激しい練習を重ねて強い肉体と心を鍛えています。一方で選手たちは小学校などを訪れて行うラグビー体験授業と国際交流、地域の美化・清掃活動、大雨被害の被災者支援活動、除雪ボランティア、献血活動の参加など様々な活動を通じて地域への貢献にも取り組んでいます。
当社はこれからもラグビーを通じて地域を盛り上げていく秋田ノーザンブレッツの選手たちを秋田の「ワンチーム」の一員として応援し続けてまいります。