持続可能な社会の実現に向けて「エコプロ2021」に出展!

 2021年12月8日(水)から10日(金)の3日間にわたり、東京ビッグサイト(東京国際展示場)を会場に「エコプロ2021」(主催:一般社団法人サステナブル経営推進機構、日本経済新聞社)が開催されました。
 エコプロ2021は「持続可能な社会の実現に向けて」をテーマに掲げ、社会問題の解決を目指すアジアを代表する環境の総合展示会です。23回目を迎えた今回は2年ぶりにリアル展示場での開催となり、企業や自治体、NPO、大学などの企業・団体が出展し、3日間で5万人を超える来場者に対して、持続可能な社会の実現に向けてSDGsへの取り組みなど多様な視点から取り組みを発信しました。
 当社が所属する東北合板工業組合も東京合板工業組合と合同で出展し、サステナブルな製品としての合板を紹介しました。

 今回は政府が目指す2050年カーボンニュートラルに伴い、脱炭素社会の実現を目指す技術や取り組みに注目が集まりました。
 当組合は子ども向け木育用絵本「木のはなし」のキャラクターがデザインされた壁面パネルを使用しながら、「植える」→「育てる」→「収穫する」→「使う」を繰り返し森林の循環を促すことによって、脱炭素社会に向けて合板が果たす役割を紹介しました。
 総合的な学習の時間として小・中学生が多く訪れ、普段目にすることがない合板のカットサンプルを手に取る姿が見られました。

 秋田県と秋田県地下資源開発促進協議会の合同ブースも出展しており、金属鉱山、石油・天然ガス、地熱資源など地下資源、環境・リサイクル産業などの紹介や廃棄物の減量化とリサイクル関連産業の育成・活性化を図るための「秋田県リサイクル認定製品」をPRしていました。
 秋田県リサイクル認定製品として登録されている当社の秋田杉間伐材合板もブース内で紹介され、合板のサンプルを前に多くの方々が立ち止まっていました。

 持続可能な社会の実現に向けてSDGs達成のため様々な取り組みが日本国内外で進められています。今後はSDGs達成に取り組む企業の姿勢が大きくクローズアップされることが予想されます。
 当社は『植える、育てる、収穫する、上手に使う。そしてまた植える』という永遠の緑の循環を守り、国産材合板の積極的な利用によって日本の森林の再生を図り、地球環境の保護、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

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