2019年11月30日(土)、第16回科学フェスティバルが由利本荘市総合体育館を会場に行われました。「ものづくり」「おもしろ科学実験」「エコ」をテーマに、NPO法人や大学生、中高生など37のブースが出展し、科学の不思議や楽しさを体験する多くの家族連れで会場が賑わいました。

県民への環境教育及び環境保全活動を推進している「NPO法人環境あきた県民フォーラム」も出展し、地球温暖化防止の普及活動や県内企業のリサイクル製品の展示を行いました。当社の秋田杉間伐材合板も「秋田県リサイクル認定製品」として展示され、環境保全に貢献する合板の香りやぬくもりを感じてもらいました。
秋田県では廃棄物の減量化とリサイクル関連産業の育成・活性化を図るため、秋田発のリサイクル製品を認定する「秋田県リサイクル製品認定制度」に取り組んでいます。
当社は加工が難しいとされる間伐材を加工する技術によって、廃棄されることが多い間伐材を活用している点が評価され、認証制度に登録されています。間伐材を適切に伐採し活用することで、手入れが行き届き二酸化炭素を多く吸収する元気で豊かな森林を生み出すことが可能となり、地球温暖化防止に貢献することができます。



環境あきた県民フォーラムの展示ブースでは、当社の取り組みを知っていただくため合板製品のサンプルを展示しました。また、企業案内パンフレットや子ども向け木育用絵本「木のはなし」などの冊子を配布。展示ブースを訪れた方には、社員やスタッフが当社の取り組みを紹介しながら、合板が環境配慮型の優れた製品であることをお伝えしました。




今回のフェスティバルでは科学の不思議や楽しさを子どもたちが間近に体験できるコーナーが多く設けられました。また、地球温暖化やプラスチックごみ、循環型社会など環境問題を学ぶコーナーもあり、今回のイベントがきっかけとなり、子どもたちが環境問題を身近に感じ、未来の地球環境を守る気持ちを少しでも持ってくれることを期待しています。






科学フェスティバルが今年で開催15周年を迎えたことから、第1回目から運営に貢献しているスタッフに感謝状が贈呈されました。15年にわたり地域の子どもたちの大切な学びと発見の場となっています。
当社は木材の利用が地球環境の保護や循環型社会に貢献していることもPRしました。国産材を「使う」→「植える」→「育てる」→「収穫する」を繰り返すことが森林の循環を促し、国内の森林の再生や、地球環境の保護へとつながります。今後も子どもたちに直接PRできるイベントへの参加を通じて、国産材の利用促進や循環型社会の大切さを伝えながら、子どもたちのために豊かな地球環境を残すための取り組みを進めてまいります。