高卒就職フェア2023~地元企業を知って地元秋田で働く~

 2023年6月15日、秋田商工会議所、ハローワーク秋田などが主催する「高卒就職フェア2023」が秋田キャッスルホテル(秋田市)で行われ、県内16校を対象に約280人が参加して仕事の内容や必要な資格・スキルなど就職に必要な事を学びました。
 フェアは「セミナー」と「情報交換会」の2部で構成され、各事業者が業務内容や仕事のやりがい、採用状況などの紹介を行うことで高校生たちが地元企業を知り、県内就職に対する理解を深める機会としました。当社はセミナーでの発表と情報交換会の両方に参加して秋田で働くことの魅力をアピールしました。

 セミナーでは採用を予定している企業による「企業PR」と、先輩としてのアドバイスを伝える「社会人からのメッセージ」の発表がありました。
 社会人からのメッセージに当社営業課の伊藤杏実が登壇し当社のPRと自身の業務内容、先輩としてのアドバイスをお話しました。地元秋田で働きたかったことを入社理由に挙げ地域に対する思いを述べながら、トップクラスを誇る合板生産量や森林資源の循環利用を推進する地球環境に優しい企業であること、スポーツ活動への支援などを紹介し企業アピールを行いました。また所属する営業課の日々の業務への取り組み方、産休・育休取得への周囲の理解について説明しながら働きやすい職場環境が整っていることも伝えました。

期待通りの結果を得られずとも立ち止まらずその経験を生かして
一歩進んでとメッセージを送った伊藤杏実

 情報交換会では県内59社のPRブースが並び、訪れた高校生に仕事の内容や社会との関わりなどが各事業所から説明されます。
 当社のブースでも業務内容についてお話しし、国内の林業の状況の説明、木材利用による森林資源の循環に努めていること等を紹介しました。今年4月に入社した社員の入社の決め手や就活に向けての一言も紹介。年齢が近く一足先に社会人となった先輩からのメッセージによって就職活動に具体性を持つきっかけとしました。
 また社有林アキプラの森の間伐材を活用した「オリジナルなべしき」にふれてもらうことや、30センチ四方の大きさの3枚の単板の折り曲げ体験を通して合板の構造にも理解を深めてもらいました。

 今回のフェアは7月1日に求人票が公開されるのを前に県内企業への理解を深めて、県内就職を促進しようと開催されたものです。当社も地元秋田の企業として、県内就職を増やすため工場見学やインターンシップの要請を受け入れています。
 今後もこのような就職説明会へ積極的に参加をすることで、秋田で働くことの良さや魅力をアピールし高校生の県内就職や若者の県内定着に貢献できるよう努めてまいります。

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