トラックリニューアルで走る広告に!~製品を運びながら取り組みをPR~

 2023年7月下旬、当社のグループ企業で物流事業全般を担うエーピー物流株式会社のトラックをリニューアルし安全運行でお客様のもとに製品をお届けしています。トラック荷台の側面と背面に全面的にダイレクトプリントを施すことでインパクトのあるPRが可能となりました。
 秋田杉の利用促進、森林資源の循環利用など当社が訴求したいポイントについて東日本エリアを中心に走る広告としてお伝えしています。

 当社は森林県であり杉王国でもある秋田県の企業として秋田杉、秋田杉合板の利用を拡大するため各部、各課、グループ会社の垣根を越えてプロモーション活動に取り組んでいます。
 杉林のおよそ50%が50年生を超え本格的な利用期を迎えており、秋田杉を「伐って、使って、植える」という森林資源の循環利用が求められています。地域材の秋田杉を使用することで安定的な生産・供給が可能となり、林業を支えることや地球温暖化防止に貢献することができます。

【運転席側】
『植える、育てる、収穫する、上手に使う。そしてまた植える』という
森林資源の循環利用をアピール
【助手席側】
「強くて軽い」秋田県産杉100%使用全層杉合板をアピール
【後部】
合板フローリングの利用イメージとともに
秋田杉の利用促進をアピール

 従来のラッピング方式はシートを出力した後に貼り付けるため、施工に時間が掛かり、シートが劣化によって剥がれるなどの課題がありました。一方、ダイレクトプリント方式は直接車体にプリントすることで施工時間が大幅に短縮され、写真やイラストの再現性は高まり、屋外用インクによって耐久性もあるといったメリットがあります。
 またインパクト・視認効果が大きいため、ドライバーは「見られている」という意識が高まり、ドライブマナーやモラル、モチベーションが向上することで交通事故防止、安全運行にもつながります。

本社敷地から出発
向浜第一・第二工場へ入場
向浜第二工場の停止位置で停車
第二工場内の製品の前で停車

 当社が製造する国産材合板をはじめとする伐採木材製品「HWP(Harvested Wood Products)」の持つ炭素貯蔵力は2050年カーボンニュートラルの実現、脱炭素社会の実現に大きく貢献できます。また「森林・林業基本計画」で策定された合板用材の国産材利用量年間700万立方メートルの目標を目指して、「GO(合板)!700!」を新たにキャッチフレーズとして掲げています。
 当社は国産材合板の生産と国内外への製品の供給を安定的に行いながら、林業・木材産業を成長させ、地球環境の保護、地域への貢献を果たしてまいります。

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