「エコプロ2023」で脱炭素社会の一翼を担う合板をPR!

 日本最大級の環境展示会「エコプロ2023」(主催:一般社団法人サステナブル経営推進機構、日本経済新聞社)が2023年12月6日(水)から8日(金)の3日間にわたり、東京ビッグサイト(東京都江東区)東ホールを会場に開催されました。
 「エコプロ2023」は環境や自然災害対策などの総合展示会「SDGs Week EXPO」の中で1つの展示会として開かれており、持続可能な社会資本整備と脱炭素社会の構築がテーマの「社会インフラテック」、「カーボンニュートラルテック」、激甚化する災害への対応と気候変動への適応を図る「自然災害対策展」「ウェザーテック」と合わせて5つの展示会によって、社会課題解決のためのテクノロジーやプロダクツなどが紹介されました。

 脱炭素社会に向けて「森と木で拓くSDGsゾーン~森と木のある暮らしの提案~」がエコプロの注目企画の一つとして設けられており、SDGs達成に大きく貢献できる「持続可能な森づくり、木づかい」を通じて産業の創出・地方創生や森と木のある豊かな暮らしの提案がありました。「ウッドデザイン賞」の受賞作品の展示も行われており、木の良さや価値を再発見できる製品や取組の紹介によって、来場者に向けて日常生活での木材利用の促進が訴求されています。

「ウッドデザイン賞2023」
最優秀賞作品
木をパーツにした
折りたたみ式車イスの展示

 当社の秋田杉間伐材合板のサンプルは秋田県と秋田県地下資源開発促進協議会の合同ブースで秋田県リサイクル認定製品として展示されました。ブースでは携帯電話やパソコンといった廃棄される小型家電製品に含まれる金や銀やレアメタルを取り出す金属リサイクルの取り組み、金属鉱物や石油天然ガス、地熱などの恵まれた地下資源、県内のリサイクルに取り組む企業などの紹介が行われました。
 廃棄物の減量化とリサイクル関連産業の育成・活性化を図るための「秋田県リサイクル認定製品」のPRコーナーでは、当社の合板をはじめ県の認定を受けた製品によって循環型社会の実現を目指す秋田県の取り組みについて多くの来場者に理解を深めてもらいました。

「秋田県リサイクル認定製品」のPRコーナーで
ネダノンや針葉樹構造用合板などのサンプル展示

 当社が所属する東北合板工業組合は東京合板工業組合と合同でブースを出展。子ども向け木育用絵本「木のはなし」のキャラクターと「木は伐って、使って、植える」のメッセージとともに合板ができるまでの工程や身の回りで使われている合板などを学ぶことができるバックパネルを設置しました。
 構造用合板やコンクリート型枠用合板などのカットサンプルや各種パンフレットなど様々な展示を行い、脱炭素社会、持続可能な社会の実現に向けて一翼を担う合板をPRしました。

 UAE(アラブ首長国連邦)で開かれていた気候変動対策を話し合う国際会議「COP28」は12月13日に閉幕し、化石燃料について「脱却を進める」ことで合意しました。温室効果ガスの排出量削減に向けた大きな決定となりましたが、地球温暖化の影響により激甚化する災害などの課題への対策は待ったなしの状況となっています。クリーンエネルギーを中心とする脱炭素社会への変化が加速し、脱炭素社会の実現、地球温暖化防止に貢献できる企業の存在感は今後さらに向上していきます。
 当社は『植える、育てる、収穫する、上手に使う。そしてまた植える』という永遠の緑の循環を守り、さらなる国産材合板の利用によって森林資源を持続的に活用する森林経営を実践し、地球環境の保護、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

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