本社玄関にむき芯で作られたオリジナル門松が飾られて2024年がスタートしました。世界に一対だけの門松には合板の製造過程で発生するむき芯を活用しています。今年も「GO(合板)!700!」をキャッチフレーズとして国産材合板の利用をさらに拡大していきます。




当社は「GO(合板)!700!」を掲げて「森林・林業基本計画」で策定された合板用材の国産材利用量の年間目標700万立方メートルを目指して、国産材の利用をさらに促進するため合板の活用方法を追求しています。選挙ポスター掲示板や潮風ギャラリーでの絵画や標語コンクールの作品展示など、これまで様々な用途で合板を活用してきました。
2050年カーボンニュートラル実現を目指して森林が担う役割の重要性が高まっている中、当社が製造する国産材合板をはじめとする伐採木材製品「HWP(Harvested Wood Products)」の持つ炭素貯蔵力は脱炭素社会の実現に大きく貢献できます。

選挙ポスター掲示板

健全育成標語を展示

国産材合板利用

作品展示棚に合板を利用

合板を活用

大森山動物園絵タヌキのハウス
最新の木材自給率は40.7%(2022年公表)となっており、2020年に約半世紀ぶりに回復した40%台を維持しています。非建築用材等の燃料材及びパルプ・チップ用材での輸入が大きく増加したことなどにより前年比でやや低下したものの、合板の国内生産の伸びが自給率を押し上げて40%台を維持する要因の一つとなりました。
当社は森林事業をさらに拡大し原木の素材生産及び苗木生産の能力を向上させて木材自給率の上昇に貢献できるよう努めています。


私たち森林・木材産業は、大気中にある二酸化炭素を吸収し、固定化できる最先端な事業を展開しており、地球温暖化防止はもちろん脱炭素社会の実現、SDGsの達成に大きく貢献することができます。
2024年も当社は『植える、育てる、収穫する、上手に使う。そしてまた植える』という永遠の緑の循環を守り、森林資源を持続的に活用する森林経営を実践しながら国産材合板の利用を拡大させて地球環境の保護、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。