住宅・店舗・ビル用の各種建材をはじめ、設備機器やソフトウエア、工法、関連サービスなどを幅広く紹介する「第30回建築・建材展2024」が2024年3月12日から15日の4日間にわたり、東京ビッグサイト(東京都江東区)東ホールを会場に開催されました。
建築・建材展2024は総合展示会「日経メッセ 街づくり・店づくり総合展」の一つとして実施され、商空間デザインの最前線、最新の店舗設備・機器が集まる「JAPAN SHOP」、空間演出、機能性を備えた照明製品や新用途照明が集結する「ライティング・フェア」など7つの展示会によって、日本の街づくり・店づくりを支える様々な技術・製品・システムが紹介されました。

当社が所属する東北合板工業組合は東京合板工業組合と合同でブースを出展し、屋根や壁、床、型枠に使用することで地震や風害に強い強固な建物にすることができ、日本の森林を育て二酸化炭素を吸収し固定化できる環境に配慮した商品としての国産材合板をアピールしました。
東北、東京の組合に加盟する各社から提供されたネダノン、構造用合板、内装材などのサンプルが立ち並び、来場者が用途に合わせた製品選択ができるよう展示が行われました。




当社の構造用合板やネダノン、ネダノンスタッドレス5+、床材コニファーエース、内装材杉小町などのサンプルや会社案内、各種パンフレットを展示し、住宅メーカーや内装工事・施工会社、工務店など多くの来場者に当社の製品に見て触れていただき品質についての理解を深めてもらいました。
近年日本は地震や豪雨などの自然災害が頻発化・激甚化しており、建物における防災・減災対策の必要性が高まっています。例えば厚さ24mm以上のネダノンを屋根や壁、床に使用することで耐震性能に優れた安全・安心な住空間を作り出すことができます。





今回30回目の節目を迎えた建築・建材展2024は同時開催の展示会とともに『サステナブルな未来のためのデザイン&テクノロジー』をキーワードに開催され4日間で70,000人を超える多くの来場がありました。
サステナブルな未来、持続可能な社会の実現に向けて、大気にある炭素を吸収し固定化できる木材のマテリアル利用を推進する森林・木材産業の存在感はさらに高まっています。当社が製造する国産材合板をはじめとする伐採木材製品「HWP(Harvested Wood Products)」の持つ炭素貯蔵力をさらに高めるため国産材の利用をさらに促進し森林資源の適切な循環利用を継続してまいります。
当社はこれからも国産材合板の利用を拡大しながら、快適な安全な住空間の創造、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。