新しい仲間と「持続可能な社会の実現」を目指して

 2024年3月28日、秋田プライウッド向浜第一工場のホールを会場に入社式を執り行い、若さと可能性にあふれる4名を新たに仲間として迎えました。4名の新入社員は井上篤博代表取締役社長や役員、秋田プライウッドグループ各社の代表者の前で入社に対する喜びと感謝、そして秋田プライウッドの社員として出発することの決意や目標を表し、新たな一歩を踏み出しました。

 当社入社式の前日である3月27日には、秋田雇用開発協会が主催する「第48回新入社員合同入社式」が秋田市のイヤタカで開催されました。ハローワーク秋田管内の40事業所から、当社の新入社員4名も含めた91名が参加し、秋田雇用開発協会の武藤会長や穂積秋田市長から歓迎と激励の言葉が贈られ、これから新社会人として秋田で働くこと、秋田の発展に貢献することへの強い決意を新たにしました。

 井上社長ははじめに「希望と意欲に満ち、限りない可能性を秘めた皆さんを秋田プライウッドの新しい仲間として迎えることができ、大変うれしく思う」と新入社員に向けて歓迎の気持ちを表しました。
 近年頻発する異常気象は地球温暖化に起因していることを挙げ、自然環境や身近な生態系に様々な悪影響を及ぼしている現状に触れました。秋田プライウッドをはじめとする森林・木材産業は、大気中にある二酸化炭素を固定化できる最先端に位置しており、合板に代表される木材製品が炭素を貯蔵し続け地球温暖化の防止に大きく寄与していることをHWP(伐採木材製品;Harvested Wood Products)の考え方に言及しながら説きました。当社の製品が世の中で使用されればされるほど地球環境の保護に資することができ、国際社会の共通の目標である【SDGs】の達成に向けて努めていることを述べました。
 結びに「失敗することは何かに挑戦をした証であり、失敗を恐れず何度も挑戦を繰り返して成長してほしい」と新入社員たちを力強く激励しました。

 新入社員による自己紹介では、一人ひとりが学生時代に学んだことや身に着けたことを今後の業務に活かしていきたいと熱意を語りながら入社の喜びや感謝を言葉にしました。
 新社会人はわからないことの方が多くて当然ではありますが、まわりの先輩社員とコミュニケーションを取ってよく学び、仕事や職場環境に早く慣れて秋田プライウッドの社員として【アクティブでポジティブ】に日々の業務に努めて成長してほしいと願っています。

 在職者代表として総務経理部に所属する小番海舟から新入社員たちへ歓迎の言葉が贈られました。最初はわからないことばかりでたくさんの失敗があったとしても、自分にできることを考えて色々なことにチャレンジして一つ一つクリアすれば必ず実力になるので、焦らず前向きに仕事に取り組んでほしい、と入社後一年を通して培った経験を伝えました。
 また、入社直後には「仕事は一人でやるもの」という誤った考えを持っていたものの、先輩方の中に一人で仕事をしている人は皆無であることに気づき、多くの先輩や仲間からのフォローがあるおかげで今の自分があることの感謝を述べ、心強い先輩たちのサポートがあることを新入社員たちに伝えました。

会社の未来を共に築いていこうと期待と歓迎を表した小番海舟

 井上社長をはじめ役員やグループ各社の代表から多くの歓迎と激励に応えるため、新入社員を代表して塚本陸翔が謝辞を述べました。学生時代の部活動で仲間と共に切磋琢磨しながら一つの目標に向かっていくチームワークの大切さを学んだ経験を通じて、新入社員で力を合わせて業務に励んでいきたいという決意を表し、一日でも早く仕事を覚えて会社の力になれるよう精進を重ねていきたいと意気込みを語りました。

若さとひたむきさで何事も全力で取り組みたいと述べた塚本陸翔

 秋田プライウッドは新たな仲間4名を加えて、これからも【地球環境の保護と住環境の充実】を目指して、森林資源の循環活用の推進と国産材合板の利用拡大を図り、日本の森林の再生と地域社会への貢献に努めながら持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

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