第10回全苗連生産者の集いで「全苗連会長賞」を受賞!

 全国山林種苗協同組合連合会(全苗連)と秋田県山林種苗協同組合の共催による「第10回全苗連生産者の集い」が、2026年9月3日「あきた芸術劇場ミルハス」(秋田市)大ホールにて開催されました。式典には、全国から山林種苗生産者や林業関係者など約400名が参集し、山林苗木生産に尽力した方々への表彰行事や、苗木生産を取り巻く現状や課題・持続可能な林業の発展に関する講演会、生産者発表会が行われました。

壇上での記念撮影
金田部長、長谷川社長、井内会長、齋藤室長

 地元秋田県開催となった「令和7年度全国山林苗畑品評会表彰」において、当社の森林環境事業を担うエーピーフォーレが「全苗連会長賞」を受賞し、表彰式にエーピーフォーレ株式会社長谷川 肇代表取締役社長が当社の齋藤英和取締役事業推進室長・金田憲明取締役総務経理部長と共に出席しました。

 全国山林苗畑品評会は、全国にある民営苗畑の育苗技術と経営の改善意欲の高揚を図り、優良種苗の生産及び苗畑経営の改善や向上に資することを目的に毎年実施されており、農林水産大臣賞、林野庁長官賞、全苗連会長賞の各賞が選ばれます。今回の「全苗連会長賞」は6名が受賞し、エーピーフォーレ株式会社長谷川 肇代表取締役社長が6名を代表して登壇し、全国山林種苗協同組合連合会の井内 優会長代表理事から賞状を拝受しました。
 当社での苗木生産は2019年の開始から8年目を迎えて生産量は30万本に達しており、成長の早いエリートツリーや少花粉スギ、雪害抵抗スギなど複数の樹種の生産に力を入れています。出荷適齢を迎えた苗木は、県内の国有林と民有林で植林され育てられます。

東北森林管理局箕輪富男局長(写真左から2番目)を迎えて記念撮影
秋田県農林水産部永井壯茂森林技監(写真左から2番目)を迎えて記念撮影
当社の育苗施設でのコンテナ苗の生育状況

 表彰の後は専門家や生産者を招いた報告や講演が行われました。秋田県農林水産部永井森林技監は「秋田県の森林・林業・木材産業の取組状況について」と題し、秋田県における林業等の現状を伝えながら、伐期を迎えている県内のスギ人工林面積の状況や再造林率向上の取組など「伐って、使って、植えて、また伐って使う」森林資源の循環利用を秋田県が推進していることを紹介しました。
 東北森林管理局箕輪局長は「秋田スギ温故知新~森と木の国・秋田から~」と題して記念講演を行い、秋田スギが日本三大美林となった理由や古くから重用されてきた秋田スギの歴史に触れながら、秋田スギという秋田県の大切な資源を育てて活用する取り組みを紹介しました。

 式典の終盤では、昨今のエネルギー価格の高騰による苗木生産コストの上昇や人手不足など直面する諸問題に対して、苗木の種子・穂木の安定供給体制の確立、後継者育成など人材の確保・育成、コンテナ苗生産に適した品種や優良品種の開発など、苗木生産者の結束と安定供給を誓う決議が行われました。

 秋田県は日本屈指の秋田スギの産地で森林文化が深く根付いた地域であり、今回の秋田での開催は全国の苗木生産者にとって実りの多いものとなったと考えられます。また「森林王国・秋田」から「伐って、使って、植えて、育てる」という未来につながる森林の持続的なサイクルをあらためて強くアピールする機会となりました。
 当社は今後も国産材合板のあらゆる活用方法を追求しながら、県産材・地域材の利用促進、非住宅建築物の木造・木質化に貢献して参ります。

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