ジャパンラグビートップイーストリーグDiv.1に所属する秋田ノーザンブレッツのオープン戦「トップラグビー スプリングツアー2018」(全5試合)の第2戦目となる日野レッドドルフィンズ(東京)との試合が平成30年6月3日(日)あきぎんスタジアム(秋田市八橋運動公園球技場)で行われました。
昨シーズン秋田ノーザンブレッツは、ラグビートップイーストリーグDiv.1(10チーム)で6位(4勝5敗)に終わり上位進出となりませんでした。
当社は2015年から、ピッチバナーとトレーニングウェア、手持ちフラッグの協賛を通して、さらに上の順位をめざす秋田ノーザンブレッツを応援しています。






秋田ノーザンブレッツは今シーズンから日本A代表コーチや21歳以下日本代表ヘッドコーチを務めた経験を持ち、秋田県大館市出身の花岡伸明チームディレクターが新たにチームの指揮を執ります。花岡チームディレクターは今季のチームスローガンとして「チャレンジ3」を掲げています。3つ順位を上げる、3人でのアタックの継続、倒れても3秒以内に起き上がるなど「3」という数字にこだわりチームを強化しています。昨年の6位から3つ順位を上げることは、上の「トップチャレンジリーグ」への道も見えてくることから期待が高まります。
そして今シーズンからチームリーダーであるキャプテンには今井将大選手が、副キャプテンにはジョシュア・ケレビ選手が起用されました。



対戦相手の日野レッドドルフィンズは今シーズンからトップリーグに昇格する強豪ですが、秋田ノーザンブレッツは格上相手に互角の戦いを繰り広げました。
前半7分に今季新加入のCTB山下慶輔選手がパスのインターセプトから80mを走り切り先制のトライを決めます。その後キャプテンHO今井将大選手がラックから中央にトライを決め、前半12-9とリードして終了しました。
後半は秋田ノーザンブレッツCTBトゥクフカ トネ選手による2つのトライで一時は26-19とリードする展開に。試合終了間際に2トライを許して逆転され、26-33で惜しくも敗戦となりました。
強豪を相手にした善戦にスタンドからは「頑張れ、ブレッツ!!」の大きな声援や拍手が送られ、選手はもちろんファンも今シーズンの手応えやチームのレベルアップを感じることができた試合となりました。








ラグビーは激しく身体をぶつけ合い、ボールを前へと運ぶスポーツですが、秋田ノーザンブレッツの選手たちは、日頃鍛えている頑強な身体をラグビーのためだけではなく、地域のために活かしています。献血を呼びかけるキャンペーンへの参加、小学校などでのラグビー教室、高齢者のお宅での除雪活動などボランティア活動を通じて地域への貢献を果たしています。平成30年5月に秋田県を襲った記録的大雨では、秋田市内の被災地で泥のかき出しなどのボランティアも行っています。
頑強な身体と優しい心を持つ秋田ノーザンブレッツの選手たちは9月のシーズン開幕に向けて花岡チームディレクターのもと、リーグ上位をめざしてチーム力の向上を図っていきます。
当社は、ラグビーを通じて地域に勇気と元気を与える秋田ノーザンブレッツの皆さんとともに秋田を盛り上げてまいります。