バスケット 秋田ノーザンハピネッツ初のCS進出

 国内男子プロバスケットボールリーグBリーグに所属する「秋田ノーザンハピネッツ」は、2022年5月13日(金)・14日(土)に沖縄アリーナ(沖縄県沖縄市)で琉球ゴールデンキングスとのチャンピオンシップ(CS)準々決勝に臨みました。
 チーム史上初となるCS進出を果たした秋田ノーザンハピネッツは5季連続西地区優勝の強豪チーム相手に2戦ともに力を出し切り、チームの歴史に新たな1ページを刻みました。

©秋田ノーザンハピネッツ

 今シーズンの琉球はB1全体の最高勝率をマークしBリーグ新記録となる20連勝も達成しました。初のCSは強敵に立ち向かうという大きな挑戦となった中で選手たちは懸命に戦いましたが、第1戦を60-74、第2戦を59-77と連敗し準決勝進出とはなりませんでした。
 初日5,680人、2日目が6,743人という大観衆が集まったアウェイ戦でしたが、秋田県内外からピンクをまとった秋田ブースターが駆け付けレギュラーシーズン最強チームに挑むチームを後押ししました。

©秋田ノーザンハピネッツ
©秋田ノーザンハピネッツ

 また2022年4月30日(土)・5月1日(日)には、CNAアリーナ☆あきた(秋田市立体育館)で2021-22シーズンホーム最終節を行いました。
 30日の「GAME1」には2,500人近くのブースターが集まり、CS出場争いが最終盤を迎え負けられない戦いが続くチームを熱い声援で後押ししました。
 当社はチームが設立した2010年からオフィシャルパートナーとして試合前のコンディションを整える「ウォームアップスーツ」と「セカンダリーシャツ」を協賛し、バスケットを通じて秋田に元気や勇気を与え、盛り上げる秋田ノーザンハピネッツを応援しています。

 会場には、秋田杉間伐材合板を活用したゴミ回収BOXによって分別を呼びかける「エコステーション」が設置され、来場した両チームのブースターがきれいな会場で応援に集中できるようサポートしています。
 また、会場の一部には当社の秋田杉間伐材合板を使用した観客席があり、足元からブースターを支えています。日本一熱狂的といわれる「クレイジーピンク」の秋田ブースターを強度の高い秋田杉間伐材合板がバックアップしています。
 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、入場制限や大きな声での応援の禁止など様々な制限の中での観戦となっていますが、当社はブースターがチームの応援に専念できる空間づくりに努めています。

ゴミの分別を呼びかける「エコステーション」
ブーストを支える当社の秋田杉間伐材合板

 「GAME2」の5月1日には秋田ノーザンハピネッツ社が企画した『シャトルバスを使った臨時駐車場トライアル』に協力する形で当社本社敷地の一部を駐車場として開放させていただきました。将来の「新B1リーグ」参入に向けて新たに設けられたライセンスの中の一つ「入場者数が2期連続で平均4,000名以上」の達成に向けて、自家用車で来場するブースターをサポートしています。

 西地区10位の「京都ハンナリーズ」との「GAME1」は粘り強い守備からシュートにつなげる秋田らしい展開に持ち込み第1クォーターを23-10、第2クォーターを10-10とし、33-20とリードして前半を折り返しました。
 ハーフタイムを挟んで迎えた第3クォーターは一時5点差まで詰め寄られましたが、要所で#12川嶋選手、#5田口選手の3Pシュートが決まりリードを12点差に広げて第3クォーターは終了。第4クォーターも#51古川選手、#21長谷川選手による連続3Pシュートで突き放し79-58で7試合ぶりとなる勝利を収めました。

チームを支える
キャプテン中山選手
勝負どころで
シュートを決めた古川選手
3本の3Pシュートで
勝利に貢献した長谷川選手
攻守にわたり
チーム引っ張った川嶋選手

 今シーズンは初のCS進出と日本一を目指して「ウルトラアキタ」をチームスローガンに強豪揃いの東地区を戦ってきました。ホーム最終節を2連勝しB1初となるレギュラーシーズン勝ち越しを確定させるなど、シーズン毎に着実に成長するチームの姿を見せてくれました。初のCSでも琉球相手に執念で追い上げる粘り強い秋田らしいバスケットボールを見せ、日本一に向けた貴重な経験を得ることができました。
 当社はこれからもオフィシャルパートナー、日本一熱狂的な秋田ブースターの一員として熱いブーストでチームを支え続けます。バスケットボールを通じて秋田に元気や勇気を与えるチームとともに、地域を盛り上げ、地域の活性化に貢献してまいります。

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