子どもたちの地域への思い溢れる 2022潮風ギャラリー

 2022年6月、当社男鹿工場の潮風ギャラリーに新たな作品を展示しました。男鹿市内6つの小学校と3つの中学校から提供いただいた作品はいずれも自由な発想で想像力に富んでおり、見る者を明るく爽やかな気持ちにしてくれます。今年はなまはげや海など地元男鹿を連想させる内容のものが多く、地域への思いが溢れる作品が集まりました。
 当社は2011年から景観の美化と地域の子どもたちの芸術文化活動支援を目的として男鹿工場の防音壁に市内小中学生の絵画や作品を展示しています。
 作品は潮風ギャラリーページで掲載していますのでご覧ください。

地域への思いが溢れる2022年の潮風ギャラリー
男鹿工場による地域貢献への取組みやSDGsを紹介

 作品を展示する防音壁には「むき芯材」が活用されています。むき芯材は原木を合板に加工する上で最後に残る芯の部分で、防音壁の他にはガーデニングに活用したり、細かく砕いてチップにしたりして最後まで様々な用途で活用しています。木材資源を無駄なく活用することで長期間にわたり炭素を固定化することができ地球環境の保護に大きく貢献しています。

「むき芯材」を活用した防音壁
木材チップは男鹿水族館GAO
ホッキョクグマ産室などに提供

 当社は潮風ギャラリー以外にも清掃ボランティア活動「船川港湾区域アダプト・ロード・プログラム」に参加して地域の環境・景観の保全活動に取り組んでいます。
 また、なまはげ柴灯まつりや男鹿日本海花火など男鹿の一大イベントへの支援を行いながら、地域の雇用を支え経済の活性化の一端を担い、県内外から多くの観光客が訪れる男鹿の街づくりに共に取り組んでいきたいと考えております。

景観美化を保つ船川港湾区域アダプト・ロード・プログラム
当社の木材チップが敷き詰められた道の駅おがのドッグラン
男鹿の冬の風物詩なまはげ柴灯まつり
「万人に優しい花火」を目指す男鹿日本海花火

 このほど3年ぶりとなる「男鹿日本海花火」の開催決定が発表されました。8月14日に「Presents~子どもたちの未来へ~」をテーマに多くの打ち上げが行われる予定で、花火ファンで賑わう男鹿の夏が戻ってきます。会場となるOGAマリンパークに向かう船川海岸通りで子どもたちの作品が観覧者を出迎えることになります。
 工場の作業音が地域の皆様のご迷惑にならないようにと設置した防音壁でしたが、子どもたちが描く純粋で自由に広がる世界によって魅力的なギャラリーとして地域の皆様や観光客の方々に楽しんでいただいています。
 当社は男鹿で事業を展開する企業として、児童・生徒の皆さんの作品展示を通じて地域の魅力を伝えながら、引き続き地域の環境美化、伝統行事の継承、地域振興などに貢献してまいります。

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