2022年9月17日(土)ラグビートップイーストリーグAが開幕し、秋田ノーザンブレッツはヤクルトレビンズ(埼玉)との初戦をあきぎんスタジアム(秋田市八橋運動公園球技場)で行いました。
今シーズンからリーグAに昇格した秋田ノーザンブレッツは昨季全勝でリーグA王者となったヤクルトを相手に1トライ差まで追い上げましたが、あと一歩及ばず23-28で敗れ金星とはなりませんでした。

2022シーズンは「トップイースト-グループA」に所属する秋田ノーザンブレッツ、ヤクルトレビンズ、東京ガス、セコムラガッツ、横河武蔵野アトラスターズの5チームがホーム&アウェイ方式で全8試合を戦い優勝をめざします。リーグA初年度となる秋田ノーザンブレッツにとって全チームが強敵となりますが、2位以上を目標として厳しい戦いに挑みます。
当社は2015年よりオフィシャルスポンサーとして、トレーニングウェア、スタッフシャツやビブス、ピッチバナー、応援フラッグの協賛を通してクラブを応援しています。
新型コロナウイルス感染症防止のため声出し応援ができない状況ですが、トライが決まると応援フラッグがスタンドにはためきチームを後押ししています。






開幕前にはプレシーズンマッチ・サマーツアーの日本大学戦(8月28日)、釜石シーウェイブス戦(9月3日)との対戦が行われました。日本大学戦は38-17で勝利し、釜石シーウェイブス戦は21-68(前半21-19)で敗戦となりましたがチームの仕上がりを確認する大事な戦いとなりました。
当社社員のFLフランカー辻駿哉(つじ しゅんや:流通経済大卒)がこの2戦に出場し、攻守にわたって体を張るプレイを見せてチームに貢献しました。






ヤクルトとの対戦は30℃を越える暑さの中でキックオフとなりました。前半17分に先制、31分にもトライを奪われて秋田のミスも重なり前半は相手ペースで終了します。
後半に入ると相手の反則からのペナルティゴール(PG)で得点を重ねて9-28と迎えた後半29分に#11齊藤拓也選手がチーム初トライを奪います。その勢いのままラインアウトやスクラムからの秋田のフォワード陣の攻撃がつながり、終了間際の後半40分に#23夏井勇大選手のトライが決まり、その後のキックも成功し23-28と1トライ5点差まで追い上げたところでノーサイドとなりました。

#12カーティス・リード選手

#11齊藤選手

攻撃が決まる

フォワードの連続攻撃

#23夏井選手のトライ

#10小林広気選手

リーグA初勝利となりませんでしたが、終盤にフォワードの前進からバックスが展開しトライを奪う攻撃を立て続けに見せ、昨季王者相手に7点差以内なら負けても勝ち点1というボーナス点を獲得しました。この結果に選手やスタッフは強敵揃いのリーグAを戦い抜く手応えを得た様子でした。
昨シーズンにリーグ昇格を決めた後、激しい練習を重ねてチーム力の底上げをしてきました。惜しくも敗戦となりましたがチームの実力は向上しています。そして選手たちはハードな練習のかたわらで小学校などでのラグビー体験授業やラグビークリニック、イベントへの参加、地域の美化・清掃活動、大雨で被害のあった地域での清掃活動、除雪ボランティアなど様々な活動を通じて地域へ貢献しています。
秋田プライウッドはこれからも地元企業としてリーグ上位をめざして「ワンチーム」で戦う秋田ノーザンブレッツを力強くサポートしてまいります。