秋田市大森山動物園は2023年9月1日で開園50周年を迎え、半世紀の節目を祝う様々なイベントが行われています。千秋公園内にあった児童動物園が1973年9月1日に日本海に面し市内を一望できる秋田市西部の大森山公園内に移転したことで動物園の歩みはスタートしました。以来、1982年に中国蘭州市より贈られたフタコブラクダや市制100周年記念事業として1991年に導入したゾウ、キリンなどの人気動物が次々に集まった大森山動物園は子どもからお年寄りまで年間約25万人が訪れるレジャーや学びの場となっています。

当社は50周年を迎えた動物園にお祝いの気持ちを込めて、動物たちが快適に過ごせるよう役立ててもらおうと合板やむき芯、ウッドチップをプレゼントしました。軽くて丈夫な合板は壁や屋根に、サイズを調整できるむき芯は巣箱や小屋に、ウッドチップは地面に敷いてクッション代わりにそれぞれ活用していただきました。








(フェンスガードの一部に合板使用)


8月に開催した「第46回親と子のふれあい写生大会」の上位13点の入賞作品パネルはむき芯で作られた展示ボードで紹介されています。今年は4年ぶりに園内での作品制作が再開され「未来の動物園を描こう」というテーマで243点もの作品が集まりました。
写生大会は飼育スタッフと一緒に動物たちの飼育体験などができるサマースクールと共に大森山動物園の2大教育活動として続いてきました。今年の入賞作品はこんな動物がいたらいいなという思いを馳せながら自由な発想と創造性にあふれた子どもたちの力作が揃いました。




イヌワシをもっと間近で迫力のある姿を見たいという
願いが見事に表現されています

動物園で撮影した思い出の写真約2200枚で完成しました
大森山動物園は長年にわたって子どもから大人までが楽しみながら動物たちの生態にふれることで「命の大切さ」を学べる場を提供してきました。動物の生態を知ることで動物たちがこのまま元気で暮らしていくためには、自然環境が豊かでなければならないこともあらためて認識させられます。
当社はこれからも動物園の取り組みにより理解を深め園内で生きる動物たちのため、国産材の活用を推進し、森林資源を循環させて地球環境の保護に貢献してまいります。