2023年7月、秋田県男鹿市船川港船川地区に14.37haの森林を新たに取得し、社有林「アキプラの森 男鹿」と名付けました。男鹿市で操業する当社にとって男鹿での社有林の取得は、森林資源を持続的に活用する森林経営のさらなる強化を図る契機となります。
苗木生産から原木の素材生産、そして国産材合板の製造まで一貫して行い、美しく元気な森づくりを通して日本の森林の再生、森林資源の循環利用の推進により林業・木材産業の成長に大きく貢献したいと考えています。

当社男鹿工場では清掃ボランティア活動「船川港湾区域アダプト・ロード・プログラム」に参加して県内を代表する観光地男鹿の玄関口の美化活動に取り組んでいます。また、なまはげ柴灯まつりや男鹿日本海花火など男鹿を代表する行事やイベントへの支援を行っています。
工場で発生したむき芯を活用した防音壁には「潮風ギャラリー」として地元男鹿市内の小中学生が描いた絵画や地域の防犯意識の向上を目指す標語を展示し、木材チップは男鹿水族館GAOのホッキョクグマ産室として活用されています。また、企業版ふるさと納税を通じた寄付を行い、市が目指す都市像「健康・教育・環境でみんなが夢を実現できるまち」の達成に少しでも寄与できるよう地域社会の維持・活性化の貢献に努めています。

アダプト・ロード・プログラム

なまはげ柴灯まつり

開催される男鹿日本海花火

木材チップをプレゼント

潮風ギャラリー

実施した企業版ふるさと納税

「アキプラの森 男鹿」はスギ、アカマツを中心とした樹種で構成され、特に伐採期を迎えたスギが多く生育しています。今後計画的に主伐や植林を行い、二酸化炭素をどんどん吸収する健全な森づくりを進め男鹿の社有林から産出された原木を使って国産材合板を製造、炭素を長期間にわたって貯蔵させることで地球温暖化の防止に大きく貢献したいと考えています。




私たち森林・木材産業は、大気中にある二酸化炭素を吸収し、固定化できる最先端の事業を行っています。当社はこれからも『植える、育てる、収穫する、上手に使う。そしてまた植える』という永遠の緑の循環を守り、持続可能な社会の実現を目指します。計り知れない潜在能力を持つ「木」と共に歩みSDGs達成を一層進めるため、国産材合板のさらなる活用を通じて地球環境の保護と住環境の充実を目指します。