2024年6月、当社男鹿工場の潮風ギャラリーに新たな作品を展示しました。男鹿市内の小中学校8校の児童・生徒から提供された18作品は、想像力を目いっぱい広げた力作揃いで、船川海岸通りに華やかさと楽しさをもたらしています。
当社は2011年から景観美化と地域の子どもたちの芸術文化活動支援を目的として男鹿工場防音壁に絵画などの作品を展示しています。
作品は潮風ギャラリーページで掲載していますのでご覧ください。







作品が展示されている防音壁は「むき芯材」を利用しています。むき芯材とは合板の製造過程で発生する木材で、ロータリーレースで原木を「かつら剥き」にした後、最後に残った木の芯の部分です。当社男鹿工場の防音壁に使用されるほか、ガーデニングやDIYにも活用されたり、細かく砕いてチップ化したりして木材資源を最後まで無駄なく活用します。このことは、長期間にわたって炭素を固定化できることから脱炭素社会の実現に大きく貢献することができます。

近隣住民の皆様のご迷惑にならないようにと設置した防音壁ですが、子どもたちの心の中に広がる無限の想像力を表現する場として地域の皆様や県内外の観光客の方々に親しみを持って楽しんでいただいけるギャラリーとなっています。
当社は潮風ギャラリー以外にも清掃ボランティア活動「船川港湾区域アダプト・ロード・プログラム」活動をはじめ様々な地域活動に参加しています。地域の雇用を支えながら経済の活性化の一端を担うとともに、なまはげ柴灯まつりや男鹿日本海花火など様々な行事やイベントへ支援しています。2023年7月には男鹿市船川港船川地区に社有林「アキプラの森 男鹿」を取得、森林資源を持続的に活用する森林経営を男鹿市でもスタートさせました。
市が目指す都市像である「健康・教育・環境でみんなが夢を実現できるまち」の達成に少しでも寄与できるよう、地域社会の活性化のために取り組んで参ります。






2024年6月17日には今年で第20回という節目を迎える「第20回男鹿日本海花火(2024年8月14日開催)」の予約席の販売が始まりました。会場となるOGAマリンパークに向かう船川海岸通りでは男鹿の小中学生が描いた力作が多くの県内外の花火ファンを出迎かえます。
当社は男鹿市で操業する企業として、児童・生徒の皆さんの作品展示を通じて地域の魅力を発信し、船川港周辺の発展や地域の活性化に貢献して参ります。