東北三大祭りの一つ「秋田竿燈まつり」が秋田市の竿燈大通りで8月3日から6日の4日間にわたって開催され、町内や企業、団体合わせて68の竿燈会が263本を出竿し「光の稲穂」が真夏の夜空を照らしました。4日間ともに天気に恵まれて昨年を約12万人上回る122万人もの観客が国内外から集まり、目の前で繰り広げられる竿燈妙技に魅了されました。


当社は伝統ある大切な竿燈まつりを次代につなぎ、地域を盛り上げるべく「寺町四区竿燈会」のスポンサー企業となって10回目の夏を迎えました。今年は4日間で延べ35名の社員が参加し、竿燈会の皆様のご指導のもと本番まで積み重ねてきた練習の成果を披露しました。当社差し手メンバーはそれぞれが得意な技を安定した姿勢で大勢の観客の前で披露し、演技以外のサポートでは「ドッコイショー、ドッコイショ」と威勢の良い掛け声を上げて竿燈会の演技を盛り上げました。










夜竿燈は秋田市中心部の「竿燈大通り」を各竿燈会が演技と移動を繰り返し、それぞれ異なる場所で演技を披露します。寺町四区の小若の囃子方が演奏する太鼓を運ぶ「屋台」には当社の9mm厚国産構造用合板が使われていて、寺町四区の「町紋」や伝統的な装飾が目を惹くこだわりの1台は同町内の職人さんたちの手によって製作されました。軽くても強度のある合板は扱いやすく丈夫なつくりとあって、寺町四区の皆様から好評をいただいています。
一方、大若の囃子方を載せる「屋台」には、社有林「アキプラの森 鳥海」の内照式写真パネルが設置され、秋田の美しい森林や自然を大勢の観客にアピールしながら演奏に集中する囃子方を支えました。




詰めかけた多くの観客からの「ドッコイショー、ドッコイショ」の大きな掛け声に差し手たちは額や肩、腰という妙技を力強く、美しい姿勢で披露し観客に応えます。さらに囃子方による華やかな笛と躍動感のある太鼓の音色が一体となった演奏に後押しされる形で演技はさらに熱を帯びていきます。
子どもたちも小若の懸命な演技を披露して、国内外から秋田を訪れた観客に心を込めた演技を通じて秋田竿燈まつりの素晴らしさはもちろん、秋田の魅力を伝えることができました。



















竿燈大通りを「光の稲穂」が埋め尽くす様子はまるで「天の川」が降り注いでいるようだと表現され、見る者すべてを魅了する圧巻の景色が広がる秋田竿燈まつり。しなやかで強い演技や華やかな演奏は鍛錬の賜物であり、後世に引き継ぐべき秋田が世界に誇る大切な伝統・文化です。
当社はこれからも寺町四区竿燈会の皆様や地域のお客様との関わりを大切にしながら、地域貢献を果たすべき企業として地域の期待に応えるとともに、秋田の未来のために秋田竿燈まつりを後世へと引き継いでまいります。
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■竿燈まつりの詳細は
秋田市竿燈まつり実行委員会公式WEBサイト「秋田竿燈まつり-Akita Kanto Festival-」

