秋田市飯島から潟上市天王までの日本海に面した砂丘海岸である「夕日の松原」は海からの風や飛砂などから住宅などを守る防風保安林です。暮らしを守る重要な松林であるものの、松林への不法投棄や海岸に打ち上げられたゴミが多く見られるようになり、保安林としての機能低下や景観悪化を防ぐため、平成13(2001)年度からクリーンアップ活動が実施されています。
2024年10月26日、2019年以来5年ぶりに「夕日の松原クリーンアップ」が開催され、企業や団体から総勢500名以上が参加し、地域の大切な松林を守るためクリーンアップ活動に励みました。

当社は2008年から夕日の松原クリーンアップに参加しており、今年で13回目を数える今回は、総勢47名の社員が参加しました。クリーンアップは各企業・団体で担当区域が決まっていて、当社は秋田市と潟上市の境界付近の約1.5kmにおよぶ秋田市側の区域を担当します。
空き缶やパッケージゴミ・ロープなどのサイズの小さいものから、5年ぶりのクリーンアップ活動となったためかタイヤやチャイルドシートといった驚くようなものまで捨てられていました。夕日の松原を縦断する県道秋田天王線は秋田市から潟上市、男鹿市に向かう道路として車の通行はもちろん、サイクリングロードとしても多くの方々が利用されています。この大切な場所を守っていくために継続的なクリーンアップ活動が必要であることを考えさせられました。









また10月7日には、本社所在地の秋田市川尻地区の秋季・清掃週間として清掃活動が行われ、本社、関連会社社員合わせて18名が本社前の道路約450m、本社向かいにあるエーピー物流前の約100mと、合わせて約550mにわたる区間の清掃を行いました。縁石に沿って多くの砂や土が堆積しており、長ぼうきや竹ぼうき、シャベルなどの道具を使い分けて砂や土を取り除いていき、気持ちよく利用できる道路となるよう心がけて清掃を行いました。









環境美化活動は地域住民の環境問題に対する意識を向上させるとともに地域社会の連帯感が高まり、きれいな街は犯罪を抑制する安全な街づくりにもつながります。
当社はこれからも地元企業として環境美化活動および維持管理活動を継続的に行い地域社会に貢献してまいります。
