秋田県は大学生等に向けた就活情報サイト「KocchAke(こっちゃけ)!」を通じて県内の企業情報、採用情報、就活イベント情報などを発信しています。
サイトで公開されている各社のインターンシッププログラムの中から優秀なプログラムを表彰する『令和6年度学生が選ぶ「こっちゃけ」インターンシップ等プログラムアワード』に昨年度に引き続き、当社のプログラムが優秀賞に選ばれ、2024年12月24日、秋田県庁第二庁舎4階高機能会議室にて表彰式が執り行われました。

表彰式には金田憲明取締役総務経理部長、総務経理部小番海舟が参加し、秋田県あきた未来創造部の橋本秀樹部長より賞状が授与されました。
橋本部長は挨拶の中で秋田県は若者定着・回帰を最重要課題としており、そのためにインターンシップに力を入れているとして、秋田プライウッドのプログラムは課題解決型で参加した学生が社会人としての自覚を持てるような内容となっていると評価のポイントを述べました。



インターンシップ等プログラムアワードは7月25日~9月20日の募集期間で企業からエントリーを受け付け、10月29日に審査委員会(県内大学生6名を含む8名で構成)による審査を行い、入選プログラムを決定しました。
優秀賞を受賞した当社のプログラムは『マスターコース!さあ、一緒に!地球環境の保護と住環境の充実を目指そう!』と題したプログラムで5日間かけて当社を体験するものです。合板の製造工程を学ぶ工場見学、合板の強度や品質を確認する品質保証課、高品質の躯体を生産する住宅事業部、原木の素材生産や森林整備などを行い、作業の省力化や効率化を図るために導入されているドローンの操縦体験ができるエーピーフォーレなど、当社や関連会社の仕事を体験できるプログラムです。
学生から良かった点として「多くの事業部に関わることができて充実したスケジュールでとても良いと思った」「4日目の課題解決型ワークショップには、事業内容への理解を深めつつ、社会人の視点を得られて良いと思う」「5日間の日程でしっかり企業のことを知れるだけでなく、社員の方との交流があることで多くのことを学べる」「見学の後にワークや体験があることで、内容についての理解関心が高まると感じた」「社食の提供があるのが嬉しい。お昼ごはんの定食はとてもおいしそうで、日替わり定食を食べてみたいと思った」などの意見があり、審査委員からは課題解決型ワークショップで企業への理解を深めつつ、社会人としての視点を得られることに高い評価をいただきました。
今年度の表彰では当社のほか、株式会社ソユー(秋田市・アミューズメント施設の企画・運営管理)、株式会社サンコーホーム(横手市・注文住宅の販売及び設計・施工他)の2社が受賞しました。賞状授与後、受賞企業3社と県の間で意見交換会が開催され、インターンシップへの参加者を増やす方法やインターンシップが採用につながるかどうかなどについて情報交換がなされました。
当社は、学生へアプローチするにあたって若手社員による積極的な情報発信に努めているとして、中学生・高校生向け企業ガイダンスでの説明やInstagramによる発信を若手社員が主体となって取り組んでいることを紹介。また、リクルート活動が社内の各部署の垣根を越えて行われていて自発的に取り組んでくれる社員が多いことも紹介しました。
インターンシップで合板製造の工程を見られることや社員との交流ができる点が大切で、企業(現場)を実際に体験してもらうことが、企業と学生のミスマッチを減らし、採用後の離職を減らすことにつながる、とインターンシップに対する当社の考え方を述べました。





当社は地元秋田の企業として、若者の県内就職を促進するため、企業説明会への参加、工場見学やインターンシップを積極的に実施しています。学生たちに当社をより知ってもらうことで、秋田で働くことの良さを感じてもらい県内就職への意識が高まるよう、今回評価をいただいたインターンシッププログラムをブラッシュアップしていきます。
