木のおもちゃにふれて、遊ぶ「木育キャラバンin秋田(主催:あきたグッド・トイ委員会)」が2025年2月15日、16日の2日間にわたって秋田市の秋田港振興センター(セリオンプラザ)を会場に開催されました。
様々な形や大きさをした300種類以上のおもちゃで遊べる機会とあって、初日の開場時間から多くの親子が会場に詰めかけて、おもちゃを並べたり、積み上げたり、思い思いの形にしたりして、木の温もりを感じながら自由な創造時間を存分に楽しみました。



「木育キャラバン」は魅力ある地域資源や自然、そして森林を見つめ直し、地域活性化に繋がるきっかけ作りの役割を担おうと全国各地で開催されています。「東京おもちゃ美術館」(運営:特定非営利活動法人芸術と遊び創造協会、東京都新宿区四谷)から運ばれてきた、たくさんの良質な『木のおもちゃ』で遊んで国産材の『木のファン』となり、森や樹々など『自然に思いを馳せる』ことができるよう「木」と「おもちゃ」、そして「人」との出会いの場をつくっています。
木の遊びを通して国産材の『木のファン』を作ろうとする本キャラバンの趣旨に賛同した当社は今回の秋田市開催をサポートしました。
乳児が初めて遊ぶおもちゃ、ままごとができるおもちゃ、体全体を動かして叩く打楽器、木のコマ回しといった昔ながらの遊びなど、子どもたちのワクワクを刺激するには十分なおもちゃが勢揃い。会場の中央には「ワンサイズの板」を積み重ねて建物や乗り物、動物まで作れるフランス生まれの木製ブロック「KAPLA®(カプラ)ブロック」で遊べるスペースが設けられて、高く積み上げようと熱心にチャレンジする子どもたちの姿も見られました。








会場内には「あきたの木工製品展示コーナー」として秋田犬のオブジェや杉のステージ、子ども用家具、遊具・アクセサリーなど当社も参加している「ORAeアキタファニチャー」の木工製品が展示されました。秋田の豊かな木材資源を使って、心を込めてつくり上げた高品質で温かな質感を持つORAeの製品が紹介されました。





「木育キャラバンin秋田」は初日約1,300人、2日目2,300人と多くの来場者が訪れ、木とのふれあいを楽しみました。本イベントは「あきたグッド・トイ委員会」をはじめ大学生、ボランティアなど多くのスタッフによって運営され、スタッフは木のおもちゃの遊び方や楽しみ方を子どもたちに目線を合わせて伝えていました。今回の経験が子どもたちにとって木に興味を持つことや木を好きになってもらうこと、そして将来の生活の中で木製品を取り入れることにつながってほしいと願っています。
当社は今後も国産材合板の推進を図り森林資源を循環利用し、脱炭素社会と持続可能な社会の実現に貢献して参ります。
