当社は、企業理念【地球環境の保護と住環境の充実を目指して】を掲げ、日本最大級の合板メーカーとして「木」に関するあらゆる事業を展開し国産材利用のさらなる拡大に努めています。
森林資源を持続的に活用する森林経営の実践、積極的な木材利用の推進や、持続可能な社会の実現などに対する当社の取り組みが各種の受賞を通じて評価をいただいています。
当社は今後の木材利用拡大のため「合板の新たな活用方法」の提案を積極的に行っています。合板は従来、主に「建物の構造用」として「平面」で利用されてきましたが、合板の「木口」の「積層面」を「魅せる」施工方法を取り入れることでデザイン性や意匠性を高め、合板の新しい利活用が可能となりました。
2024年4月に完成した当社向浜工場厚生棟の木質化リノベーション事業を通じて、合板に新たな付加価値を加えた斬新なデザインを建築や空間、技術、木製品に具現化、合板の新たな利用可能性を提案するショールームとしての機能を持った空間に生まれ変わりました。
当社は『植える、育てる、収穫する、上手に使う。そしてまた植える』という永遠の緑の循環を守りながら、国産材の需要の掘り起こし、国産材合板の拡大、持続可能な地域社会の実現に貢献してまいります。