木を楽しむ親子向けイベント「木遊祭」にブース出展!

 木に触れて木を学び、楽しめる親子向けイベント「木遊祭(もくゆうさい)」が6月15日、道の駅ふたつい(能代市二ツ井町)を会場に開かれました。木をテーマに「学生・企業・地域がつながる」をコンセプトとしてインターンシップコーディネートなどを行うローカルクエスト株式会社が主催となり大学生と企業が協力して運営するイベントで昨年に続き2回目の開催。
 目の前に七座山の木々の緑が広がり、眼下を米代川が流れる自然を満喫できる絶好のロケーションの中で多くの親子連れが来場し、木を使った様々なワークショップやゲームなどを楽しんでいました。

 「木遊祭」は木材関連事業者の「業界的な認知度をあげたい、イメージを改善したい」、大学生の「地域とのつながりを作りたい」、子育て世代の「もっと遊び場が欲しい」という3者の声に応える形で昨年10月に初めて開催されました。当社はこのイベント開催に至った経緯に共感し、林業・木材産業のイメージアップを図るため、昨年に引き続きイベント協賛、ブース出展を行いました。

 当社のブースでは来場者に楽しんで木に触れ合ってもらうため2種類のアトラクションを用意しました。
 合板を製造する過程で丸太を剥板するときに中心部分に残る「むき芯」をボウリングのピンに見立てた「むき芯ボウリング」。倒した本数に応じて当社の合板を使用して作られたオリジナル鍋敷きなど、当社オリジナルグッズがプレゼントされるとあって多くの子どもたちがストライクを目指して挑戦していました。
 もう一つは合板のカットサンプルや端材に自由に絵を描いてもらう「合板お絵かきコーナー」。木の形を生かしつつ、自由な発想で作品作りに夢中になる子どもたちが見られました。子どもたちがアトラクションを楽しんでいる間、保護者の方々にアンケートへご協力をいただき、合板の認知度向上や合板利用の可能性を広げるための貴重なご意見を頂戴しました。

投げ方のコツをすぐに掴みたくさんの本数を倒せる上手な子も
自らが一生懸命描いた絵を笑顔で持ち帰った子どもたち

 当社ブースの他にも松ぼっくり釣り、苗床づくり、謎解き・クイズ、丸太切り体験など、木に関する体験ができるブースが並びました。木を乗せた天秤を同じ重さでつり合わせるゲームや実際の道具や装備を身につけて行う植林体験など、木に触れたり林業を感じたりして子どもから大人までが木を身近に感じ、木への学びを深められる一日となりました。

 ブース出展・運営にあたっては当社の若手社員が中心となって企画や準備を行い、入社一年目の社員も参加して多くの子どもたちに対して木とふれあいの場を提供することができました。子どもたちが幼いころから木に触れることで「木」や「森林」に親しみを持ち、木材が果たしている役割や文化等への理解を深める「木育」に資する貴重な機会ともなりました。
 当社は今後も木の魅力や森林県秋田を周知できる機会への積極的な参加を通じて林業・木材産業の持続的な成長に率先して取り組んで参ります。

道の駅ふたついで「木遊祭」(北羽新報2025年6月16日掲載)

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