県産木材にふれあい・学ぶイベントにブース出展!

 秋田県産木材を使ったワークショップやゲームなどを楽しむ親子向けイベント「木遊祭(もくゆうさい)」が秋田県立小泉潟公園(秋田市)で開かれました。「学生・企業・地域がつながる」をコンセプトとして「業界的な認知度をあげたい、イメージを改善したい」という木材関連事業者の声、「地域とのつながりを作りたい」という大学生の声、「もっと遊び場が欲しい」という子育て世代の声、それぞれの声に応える形でインターンシップコーディネートなどを行うローカルクエスト株式会社が主催となって初開催となりました。
 当社はイベントコンセプトに共感し、林業・木材産業のイメージアップを図るため、若手社員が中心となって出展ブースの企画や準備を行いイベントに参加しました。

 会場では、丸太切り体験、コースターづくり、伐倒ツリー体験、カンナ削りなど木に関する様々な体験できるブースが並びました。来場した子どもたちは形や大きさ、匂いなど五感を使って確かめながら木とのふれあいを楽しんでいました。イベント開催日の10月19日はあいにくの雨模様となりましたが、子どもから大人までが木について遊びを通して学びを深める機会となりました。

のこぎりで行う丸太切り体験
合板のテーブルの上でコースターづくり
伐倒が体験できるブースには当社のむき芯を提供
普段なかなかできないカンナ削りを体験
形や大きさが様々な端材を組み合わせる「木もくパズル」
当社の杉合板回収ボックスで会場内のゴミを分別

 当社は「むき芯ボウリング」「合板お絵かきコーナー」で来場者を迎えました。むき芯ボウリングは丸太を剥板するときに中心部分に残る「むき芯」をボウリングのピンに見立てて、何本倒すことができるかを競うゲームです。合板お絵かきコーナーは正方形や長方形、三角形などの形をした合板のカットサンプルや端材に自由に絵を描ける体験で、形が異なる木を生かして自由な発想で絵を描いてもらいました。アンケートにもご協力をいただき、合板利用の可能性を広げる貴重なご意見を頂戴しました。

むき芯を倒した本数に応じてオリジナル鍋敷きなど当社のグッズをプレゼント
描いた絵を持ち帰りできるとあって多くの子どもたちがお絵かきを体験

 木材をテーマに学生・企業・地域がつながることで、林業・木材産業の認知度向上・発信力強化することや木材関連企業と県内学生とのネットワーク構築すること、学生に秋田で暮らすイメージを持ってもらうことを目的に今回のイベントが開催されました。初めての開催でしたが、実際に木にふれることで学ぶことは多く、林業・木材産業の企業や団体を知って、森林県秋田を感じてもらうことができたイベントとなりました。
 当社は森林資源の循環利用を通じて国内の森林保全、持続可能な木材利用に率先して取り組みながら、林業・木材産業の成長に貢献してまいります。

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