子どもたちの未来のために打ち上げ!3年ぶりの男鹿日本海花火

 2022年8月14日(日)第18回男鹿日本海花火が男鹿市OGAマリンパークを会場に開催されました。3年ぶりとなった今年はおよそ1万発の花火が音楽に合わせて打ち上がり、待ちに待った多くの男鹿の花火ファンが見上げる夏の夜空を彩りました。
 男鹿日本海花火は競わず背伸びせず等しく万人に優しい花火を目指しています。花火を見ている人の気持ち、花火を作っている人の気持ち、携わっているすべての人の気持ちが男鹿日本海花火を作り上げており、多くのボランティアの方々によって運営されています。

 今回のテーマは「Presents 子どもたちの未来へ」。コロナ禍で学校行事やイベントの中止や自粛が相次ぎ、多くの我慢を強いられてきた子どもたちにワクワクするような花火のプレゼントをしたいという思いが込められています。
 また市内の中学生から「男鹿の風景と花火」を題材にした絵画を募集し、選ばれた5つの作品が地元男鹿への思いとともに打ち上げられました。

駆け巡れ男鹿線ACCUM
赤神神社五社堂
日本海に沈む夕日と柳
男鹿の夜空に上がる虹
星灯りに紫陽花の唄
花火会場のすぐ近くにある当社男鹿工場
打ち上げを待ちわびる多くの来場者

 当社が「夢花火」として協力したのはプログラムNo.7「夢 叶えたいその先へ」です。4号玉ワイド連発・7号玉、トリプルスターマイン・小型煙火仕掛けという構成で打ち上げられ、音楽に合わせて次々と上がるカラフルな色彩が、様々な夢をイメージできるプログラムとなりました。

 恒例のメッセージ花火では、当たり前に開催されると思っていた男鹿日本海花火への思いや、最愛の人や大切な人へコロナ禍の中で伝えたかった思いなど感動的なメッセージが披露されて会場内が温かく優しい雰囲気に包まれました。
 終盤のワイドスターマインは圧巻の一言で、夜空で繰り広げられる光の競演は見る者すべてを魅了しました。3年というブランクはありましたが、来場者は男鹿日本海花火の興奮と感動を思い出すに充分なものとなりました。

心を込めて一発ずつ打ちあがるメッセージ花火
空から降り注ぐような終盤のワイドスターマイン

 男鹿日本海花火は地域内外のボランティアの方々、多くの地元企業の協力、そして入場者からの協賛金によって運営されています。当社は地元男鹿で操業する企業として「男鹿に活力と夢を」という願いから始まった男鹿日本海花火に毎年協賛しております。
 また花火だけではなく「なまはげ柴灯まつり」への支援、男鹿工場防音壁を利用した「潮風ギャラリー」で市内小中学生の絵画、地域の防犯意識の向上をめざす標語の展示を行い、清掃ボランティア活動「船川港湾区域アダプト・ロード・プログラム」に参加し環境・景観の保全活動に取り組んでいます。

地域の伝統継承に貢献
なまはげ柴灯まつり
地域への思い溢れる
男鹿工場潮風ギャラリー
男鹿地区中学生
健全育成標語コンクールの作品展示
地域環境の保護活動
アダプト・ロード・プログラム

 家族や友だち、恋人との夏の思い出づくりのため、多くの男鹿日本海花火ファンで賑わう男鹿の夏が戻ってきました。男鹿日本海花火は男鹿に縁のある有志が「男鹿に活力と夢を」を願いのもとに始められ、夜空に花火を打ち上げ、感動を共有し、地域経済の活性化に寄与することを目的としています。
 当社はこれからも地域の魅力を未来へとつないでいくとともに、地域と一体となって環境美化、地域振興などに貢献してまいります。

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