当社は地域社会への貢献活動の一環として小・中学校、高等学校、高等専門学校及び大学、特別支援学校などからの職場見学依頼に対して積極的に協力し受け入れを行っています。
2023年6月13日、男鹿市立船川第一小学校3年生21名が市内の会社や商業施設を訪問、自分たちが住む男鹿に対する興味や関心を高める社会科学習が行われ、見学箇所の一つとして当社男鹿工場を訪れました。

今回の学習は施設の見学を通して仕事の内容や働いている人の思いや工夫を知ることが目的です。当社男鹿工場をスタートして、いとく男鹿ショッピングセンター、なまはげの里オガーレを巡る行程です。
はじめに男鹿工場会議室で当社の概要を説明し、見学を案内する社員の紹介を行いました。児童たちには企業案内パンフレットや社有林「アキプラの森」の間伐材を活用した「オリジナル鍋敷き」や「木のはなし」絵本などがプレゼントされて、実際に鍋敷きをふれながら合板への理解を深めてもらいました。見学する際の注意事項を説明した後に各グループに分かれて工場内へと向かいました。




見学は工程ごとに引率した社員の説明を聞きながら進んでいきました。積みあがった多くの丸太やロータリーレースなどの大きな機械、単板や合板の量など工場内にある様々な物事のスケールの大きさに驚いた様子でしたが、児童たちは実際に見て、ふれながら合板製造の工程を学んでいきました。






工場の見学を終えた児童たちからの質問の時間に移ります。児童たちからは男鹿工場で働いている社員数や一日に使う木の量、一日に製造する合板の量、男鹿工場の設立年、船川に工場を建てられた理由など、当社を色々と調べた上で今回の見学に臨んだ様子が伺えました。
当社社員からの説明を聞きながらメモを書き取る姿からは、しっかりと学ぼうとする児童たちの積極的な姿勢が伝わってきました。



自分たちが住む地域にはどんな会社や施設があってどんな仕事をしているのかを知ることは、ふるさと男鹿への理解を深め思いを強くする絶好の機会となります。実際に働いている人たちの姿を見て思いを知ることで、世の中にたくさんの仕事がどのように自分に関わってくるのか身近に感じることができます。
今回の見学が児童たちにとって、地元企業に目を向け気づくきっかけとなり、ふるさと男鹿をさらに知って好きになっていくことにつながれば地元の企業として大きな喜びです。
当社では、工場見学・職場見学を通じて地域を担う若者育成を支援しながら、地域社会に貢献できるよう努めてまいります。