ラグビー 秋田ノーザンブレッツ2023シーズン報告

 2024年1月31日、ラグビートップイーストリーグに所属する秋田ノーザンブレッツの皆さんが2023シーズンの報告に当社を訪れました。齋藤健也、安田恭平、モセセ・ソキベタ、辻駿哉の4選手と古屋亮太ゼネラルマネージャー、片倉史隆ヘッドコーチ、セタレキ・タワケチームディレクターのチームスタッフ3名が来社し、今シーズンを振り返りながら来シーズンに向けての抱負をお聞きしました。

 「今シーズンは日本のラグビーリーグの最高峰「ジャパンラグビー リーグワン」新規参入を目指し「リーグA優勝」を目標に戦ったチームでしたが、1勝1分6敗勝点7とリーグ最下位に沈みました。2023年12月24日、リーグA残留を懸けて日立 Sun Nexus 茨城(リーグB1位)との入れ替え戦に臨み33-27で勝利し来季もリーグAで戦うことが決まりました。
 古屋ゼネラルマネージャーから応援フラッグやラッピングバスなど日頃からのスポンサードへの感謝の言葉があり、今後もラグビーで地域を元気にするという理念を持って活動していきたいと決意を固くしました。片倉ヘッドコーチは、客観的にみても一昨年、昨年よりもチーム力が上がっていて、選手もスタッフも成長を感じられ、チームが確実に前進していると今シーズンの成果を強調しました。
 共同キャプテンとしてチームを支えた齋藤選手と安田選手。バックスリーダーの齋藤選手はフォワードとバックスがそれぞれまとまることで、お互いに意見交換しやすくやりやすさを感じる、と共同キャプテン制を評価。フォワードリーダー安田選手は昨シーズンの王者を迎えたホームでの開幕戦で秋田の多くのファンの前であと一歩及ばず引き分けた悔しさを話してくれました。
 リーグA/B入れ替え戦でMVP賞を獲得したモセセ選手は東京ガス戦での攻撃と守備の手応えを話しました。当社社員である辻選手はベンチスタートが多くスタメンで出られないのは不完全燃焼だったとして、来シーズンに向けてしっかりと準備をしてゲームの最初からチームのために頑張りたいと決意を述べました。

古屋ゼネラルマネージャー
セタレキチームディレクター
片倉ヘッドコーチ
共同キャプテン
CTB(センター)齋藤選手
共同キャプテン
No.8/LO(ナンバーエイト、ロック)
安田選手
LO/FL(ロック、フランカー)
モセセ選手
当社社員のFL(フランカー)
辻選手

 ラグビー人口が増えていけばもっともっと秋田が盛り上がっていくとして、当社にも大勢のラグビーファンが存在していることをふまえ、今後もチームやクラブのため当社も尽力していきたいと応じました。
 今回来社した選手の皆さんは、日頃のチームへのサポートの御礼としてサインに快く応じてくださいました。

 選手たちは秋田のために勝利を目指すだけではなく、ラグビークリニック開催やイベント参加、清掃、除雪、献血活動などの地域貢献も行っています。2023年7月に秋田市を襲った記録的な大雨被害の際は、鍛えられた肉体と精神力を活かして、冠水した秋田市明田地下道の歩道の土砂やごみの撤去、被災した病院での患者さんの2階への搬送、医療機器の運び出しなどを行ったボランティア活動が記憶に新しいところです。
 当社は2015年からオフィシャルスポンサーとして、選手やスタッフのトレーニングウェアやスタンドへのピッチバナー、応援フラッグの協賛を通して秋田のために行動する選手やクラブをサポートしており、上位リーグを目指す彼らの戦いをこれからも応援していきます。

試合前のコンディションを上げるトレーニングウェア
コーチ、スタッフのトレーニングウェア
スコアボード下のピッチバナーが選手を後押し
チームを鼓舞する応援フラッグ

 現在3年目となるリーグワンでは5月に行われる決勝を目指して12チーム(ディビジョン1)が覇を争っています。ラグビーワールドカップ2023フランス大会で活躍した日本代表はもちろん、世界のトッププレイヤーも参戦していて、世界トップレベルのプレーを日本にいながら目の前で見ることができるリーグとなり国内のラグビーファンを魅了しています。
 秋田ノーザンブレッツは目指していた2024~25年シーズンのリーグワン新規参入は達成できませんでしたが、今シーズンの戦いを糧に厳しいトレーニングを積み重ねて将来のリーグワン参入に向け一歩一歩前へと進んでいくことを期待しています。
 当社はこれからもラグビーを通じて秋田を元気にしていく秋田ノーザンブレッツを「秋田ワンチーム」の一員としてサポートを続けていきます。

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