第20回の節目を迎えた男鹿日本海花火が2024年8月14日、男鹿市OGAマリンパークを会場に開催されました。今年は「青春の旅~二十歳、あの時えがいた未来~」をテーマに、各年代で二十歳の頃に流行ったヒットソングと共に約1万発の花火が打ち上げられ、来場者は当時の記憶を思い出しながら光と音の共演を心から楽しんでいました。


男鹿日本海花火は競わず背伸びせず等しく「万人に優しい花火」を目指しています。花火を見ている人や花火を作っている人など携わっているすべての人の気持ちが男鹿日本海花火を作り上げており、家族や友だち、恋人との大切な夏の思い出となる男鹿の夏の一大イベントです。
当社はこの男鹿日本海花火の趣旨に賛同し開催支援を行っています。今年当社が協力したのは「あの時、踊りあかして」と題されたプログラムNo.8のシンクロワイドスターマインです。2000年にリリースされ大ヒットとなった「モーニング娘。」の「恋愛レボリューション21」にのせてテンポよく次々と花火が打ち上げられ、曲サビ部分ではリズムにシンクロしながらワイドスターマインが目の前いっぱいに広がり大きな歓声が上がりました。


男鹿日本海花火は県内外からのボランティア、地元企業の協力、入場者からの協賛金や募金等によって運営されています。「男鹿に活力と夢を」という願いのもと、地域経済の活性化に寄与することを目的として始まった男鹿日本海花火に当社は毎年協賛しています。
また花火だけではなく男鹿で事業を展開する企業として、男鹿工場防音壁を利用した「潮風ギャラリー」で市内小中学生の絵画や地域の防犯意識の向上を目指す標語の展示、清掃ボランティア活動「船川港湾区域アダプト・ロード・プログラム」での環境保全活動、秋田の冬を代表する伝統行事「なまはげ柴灯まつり」への支援など様々な地域貢献活動を行っています。

男鹿工場潮風ギャラリー

アダプト・ロード・プログラム

なまはげ柴灯まつり
各年代の記憶に残る応援ソング、恋愛ソングなど青春の一曲が会場に流れるとテーマ通り「青春の旅」をしているかのようなプログラムとなり、大きな歓声と拍手が会場内から湧き上がりました。






恒例のメッセージ花火では、家族への日頃の感謝やお亡くなりになった方の鎮魂など思いのこもったメッセージがナレーションと共に打ちあがり、会場全体で思いを共有する時間となりました。男性からのプロポーズ花火も打ちあがると見事に成功し、会場全体から祝福の拍手が送られ会場内は幸せと喜びに包まれました。


プログラムの締めくくりはフィナーレフルワイドスターマイン「あの時、えがいた未来」。「Superfly」の「愛をこめて花束を」のスケール感のある曲に合わせて、創造性豊かな花火玉が次々と打ちあがり、曲のサビで打ちあがった約500メートルにわたる圧巻のフルワイドスターマインでフィナーレを迎えると集まった大勢の観客は万雷の拍手で応えていました。


競わず背伸びせず等しく「万人に優しい花火」を目指す男鹿日本海花火には、老若男女問わず県内外から多くの男鹿日本海花火ファンが集まります。
これから二十歳を迎える小さな子どもたちのために、当社は男鹿日本海花火などの地域の行事を未来へ引き継いでいくとともに、男鹿市の持続可能な社会づくりに貢献できるよう引き続き尽力してまいります。