「進化」目指す秋田ノーザンブレッツの新シーズンが開幕!

 2024年9月15日(日)ラグビートップイーストリーグAに所属する秋田ノーザンブレッツが2024-25シーズンのホーム開幕戦を秋田スポーツPLUS・ASPスタジアム(秋田市八橋運動公園球技場)で行いました。
 6月に行われたトップイーストリーグ春季交流トーナメントでは準優勝と結果を残し手応えを得て新シーズンを迎えたクラブは、創立20周年という節目に「進化」を意味する「Evolution(エボリューション)」をスローガンにリーグA優勝を目指します。

 今シーズンは秋田ノーザンブレッツ、東京ガス、横河武蔵野アトラスターズ、AZ-COM丸和MOMOTARO'S、日立Sun Nexus茨城の5チームがホームとアウェイで全8試合行い優勝を争います。秋田ノーザンブレッツの選手の多くが県内企業に所属し業務を行いながらプレーしていて、練習時間の確保などハンデがある中でも秋田を元気にするため、そして国内最高峰リーグ「JAPAN RUGBY LEAGUE ONE(ジャパンラグビー リーグワン)」に参入するためリーグA優勝を目指しています。
 当社は秋田を元気にするために体を鍛え、勝利のために体を張る選手達をトレーニングウェアやスタッフウェア、ビブス、ピッチバナー、応援フラッグの協賛を通して2015年からオフィシャルスポンサーとしてサポートしています。

試合でパフォーマンスを上げるための試合前のトレーニング
選手をサポートするコーチ・スタッフ
スコアボード下にあるピッチバナーが選手達を後押し
トライが決まると応援フラッグがはためき勝利に近づく

 2024年7月29日(月)、クラブチーム設立20周年記念パーティーが秋田キャッスルホテルを会場に開催され、秋田県副知事、秋田市長、国・県・市議会議員の来賓、スポンサー企業の関係者が集まり、これまでの歩みを振り返るとともに今後の目標を共有する時間となりました。
 クラブからは三浦廣巳会長、古屋亮太ゼネラルマネジャー、選手達がステージに上がり、今シーズンの勝利にかける決意やリーグワン参入への思いが語られました。

フォワード陣による自己紹介と今シーズンの目標発表
チームの勝利に貢献できるプレーをしたいと意気込む当社社員の辻駿哉(つじ しゅんや:流通経済大卒)
バックス陣による自己紹介と今シーズンの目標発表

 ホーム開幕戦はAS-COM丸和MOMOTARO'S(アズコム マルワ モモタローズ・埼玉県)を迎えました。今シーズンからAグループへの昇格を決めた丸和はリーグワン経験者を新戦力に加えシーズンに臨みます。
 前半の7分ペナルティゴール(PK)を得た丸和が0-3と先制します。4分後にPKを得た秋田は#10橋本憲選手がゴールを成功させて3-3と追いつきます。その後は守備のミスや相手の圧力により立て続けにトライを許す厳しい展開となります。前半終了間際に#8デヴィット・ハラ・フィナウ選手がトライを奪いその後のコンバージョンキックも決まり15-31で前半を終えます。後半に入ると風上からの攻めや守備の強度も上がり相手の攻撃を抑える場面も多くなってきました。7分に今シーズン共同キャプテンを務める#9茂野圭輝選手によるトライが決まり会場に追い上げの雰囲気が高まります。その後丸和にワントライワンゴールを許し最終スコアは22-45とホーム開幕戦を白星で飾ることはできませんでした。
 開幕戦はマイボールラインアウトを取れない、守備のミスによる失点など自滅による敗戦となりましたが、後半だけを見ると7-14とワントライワンゴールの差で両クラブにそこまでの差はなく11月に丸和のホームで行われる戦いは勝利してくれると期待しています。

最初のPKを決めた
#10橋本選手
両フォワード陣の力と力がぶつかり合うスクラム
ラックからの素早い球出しでオフェンスを活性化
前半間際にトライを決めた
#8フィナウ選手
ディフェンスを突破する
#5モセセ・ソキベタ選手
ラインアウトで競る
#20辻選手

 試合後のインタビューで茂野共同キャプテンはミスが目立ってしまったが、やるべきことを遂行すれば勝利できると集まったファンに向けて次戦への抱負を話しました。チーム全体で精度を上げて次戦こそは勝利を目指す秋田ノーザンブレッツ。リーグA優勝という大きな目標を達成するためハードな練習に取り組みつつラグビー体験授業やラグビークリニックの開催、地域の行事やイベントへの参加を通して地域とのつながりを深めています。またその強靭なフィジカルを活かした美化・清掃活動、除雪ボランティア、大雨被害の被災者支援活動など様々な地域貢献を果たしています。
 秋田プライウッドはこれからも「ラグビーで秋田を元気にする」ことを目指して戦いを続ける秋田ノーザンブレッツを「秋田のワンチーム」の一員としてサポートしてまいります。

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