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合板って?

 合板とは、丸太(原木)をうすく切ったもの(単板たんぱん)を木目が直角に交わるように重ねて、接着剤ではり合わせた板のことです。
 木材は、古くから人間の生活と深い関わりを持ってきました。合板は、自然の木の利用しにくいところを製造の技術でカバーして、自然の木よりも強く幅広い、伸びちぢみの少ない優れた材料に作り上げたものです。

完成した合板(サンプル)

合板のとくちょう

  • 重さのわりにその強さが大きい
  • 広い面積にすることができる
  • 伸びちぢみが少ない
  • 切ったり、クギ打ちがかんたんにできる
  • 面としての強さがあるので耐震性に優れる(ゆれに強い)
  • 熱伝導率(熱の伝わり)が小さく・比熱(あたためる力)が大きい
  • 電気伝導性(電流の流れやすさ)が少ない
  • 音や機械的な振動(ゆれ)を吸収する
  • 見た目やさわった感じが優しい
  • 木材だからなごやかな感覚を与える

合板に使われる色々な木材

 秋田プライウッドでは、秋田杉などの間伐材をトラックで山から運んできたり、北海道産カラマツのほか、北米のベイマツやロシア産のカラマツなどを船で運んできて合板を作っています。

トラックで山から運んでくる木材

 秋田プライウッドが鳥海山のふもとで育てている「アキプラの森 鳥海」や秋田県内外の山から、秋田杉などの間伐材を工場に運んでいます。
「アキプラの森 鳥海」について

チェーンソーで一本ずつ木を切りたおしている様子(アキプラの森 鳥海)
切りたおした木をショベルカーで積み上げていきます
積み上げた木を「丸太運ぱんトラック」に移動させて工場に運びます
ペーパークラフトはコチラ
工場まで運んできた間伐材を「丸太運ぱんトラック」からクレーンで降ろします
工場に運ばれてくる秋田杉などの間伐材の太さはさまざま

船で運んでくる木材

 北海道産のカラマツや海外からの木材は、船で秋田市向浜の貯木場(ちょぼくじょう)に運ばれてきます。貯木場とは、取りよせた木を一時的に置いておく場所のことです。

向浜岸壁の貯木場の様子
船から木材を降ろしてしている様子
木材を運ぶ「ホイールローダー」
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北海道産のカラマツ
ロシアカラマツ(樹齢150年~200年くらい)

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